スキージャム勝山 ゲレンデスキー

暖冬の今シーズン、たっぷり雪を求めて7時間運転で福井まで足を伸ばす。
好天に恵まれた西日本最大級のゲレンデ、スキージャム勝山を滑りました。

  • ゲレンデ; スキージャム勝山

  • 形態; ペア ゲレンデスキー

  • 日程; 2016/02/25(木) 前車泊 一泊二日 二日目は福井観光


高速を降りると、日本有数の豪雪地帯の街にもほとんど雪が無い。『今年は本当に雪が少ないのね~』雪国に暮らさぬ者のボヤキを呟きながら法恩山有料を上がって行く。

昨夜は雪が降ったので雪質の期待を朝イチから滑る。しかし積もったのは数センチ、その下はガリガリのアイス状だ。

ガリガリ君 orz

フカフカさんでは無く、ガリガリ君

広大なスキージャム勝山のゲレンデ

バラェティーサイトを登った所から見る
右手がイリュージョンサイト
左手がファンタジーサイト

トップリフトは法恩寺山のピーク直下まで

伏拝ピークから見る法恩寺山山頂
リフトはピーク直下まで

ゲレンデトップのリフトを降場が近づくと霧氷の木々が青空をバックに白く煌く。
これなら山観も楽しめそうだ。頂上までプチ雪山登山する。ツボ足で10分で法恩寺山の山頂(1357m)に至る。

青空と霧氷の木々

リフトで気軽に来れる場所にしては
素敵な自然環境

禅定道

禅定道
プチ雪山登山

ここ、法恩寺山は霊峰;白山信仰のエリアだ。越前から白山の頂(禅頂)へ至る越前禅定道(登山道≒修行)は、この山の麓の平泉神社が越前馬場(スタート地点≒修行の起点)で、その修行の途中、最初に目指す白山を目にすることが出来た場所が、この法恩寺山。正確には頂からリフト降り場をはさんで向かいの伏拝ピーク。名称通り、修験者たちはそこで白き山を伏せ拝んだのであろう。

雪不足の今シーズンだが、快晴の元、真っ白な頂部を魅せる白山は神々しい。

堂々とした稜線を広げる経ヶ岳

リフトを降りた正面にドーンの経ヶ岳(1625m)

越のしらやま

法恩寺山(1357m)山頂から白山(2702m)を望む

青空と白い山々

白山(2702m)から別山、三ノ峰の連なり
手前に伸びる尾根が越前禅定道のルート

ゲレンデ正面の大日山

ゲレンデ正面には大日山(1,368m)
福井県では「越前大日」「越前甲」と呼ぶ

平日&広大なゲレンデなので、リフト待ちは無いのは無論、コース上での人口密度は低い。しかし、レストハウスに入れば、意外と人が多いし、その多くが若者なので、ちょっとビックリ。どうやら試験休みの学生のようだ。

メインのリフトがゴンドラ並の距離を稼ぐクワッドリフトで、一本の滑る距離は長い。やや、中だるみや単調さを感じられるが、充分な広さのゲレンデは、好天時のリゾートスキーとしては文句は無い。ただ、豪雪地帯のこの地で、あの長いリフトの乗車は耐えられるのかしら?

青空広がるスキージャム勝山 

青空広がるスキージャム勝山
雪山を観ながら滑る

ゲレ食

ゲレ食 フォカッチャのプレート


残念
スキー場の発表では、ベースで130㎝、トップで300㎝越えの積雪とのインフォメーションを聞いていたが、とてもとても_ ベースはせいぜい50㎝。圧雪したゲレンデでは所々土が出ている場所もあった。雪質も朝一はガリガリ、午後にはザラメ雪と、春スキーを思わせる様相でした。

 
スキージャム勝山は東急母体のゲレンデ。見た目はお洒落で便利なリゾートだが、今回食べたゲレ飯がイマイチ美味しくなかった。

感想
とはいえ、そんな雪量・質の嘆きを払拭するほどの好天は、極楽スキーでした。
初めて滑ったスキージャム勝山。次回は豪雪時に、その本当の姿を楽しみたい。

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