ガラパゴスのイグアナ

TVでの興味ある話。 ガラパゴスのイグアナに変化が現れているという。
本来【リクイグアナ】と【ウミイグアナ】がそれぞれ生活していたが、最近その【交配種】が出現した。

原因は、海底の植物を食べて暮らしてきたウミイグアナだが、近年のエルニーニョの影響で海水温が上昇し、海草や藻類が激減。ウミイグアナは再び陸に戻り、陸性植物を食べ始めた。そこでリクイグアナとの【交配種】が生まれた。

この【新しいイグアナ】はウミイグアナの特徴である長いカギ爪(本来、潮流に流されないよう海底をつかむために進化した)を有しているため、サボテンなどの植物に登りそれらを食する事ができる。

今まで陸で生活していたリクイグアナは、どちらかといえば鈍で、木登りなどできずに地表に近い植物を食べてきた。
TVの中では『これぞ進化論!』と言っていたが、私は懸念もする。自然淘汰、環境適応は生物の定めである。
が、願わくば鼻から潮を吹く【ウミイグアナ】や、鈍くさくサボテンを食べる【リクイグアナ】の姿をいつまでも観せてほしい。

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